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UbuntuをUSBを用いてインストールする

2016.09.22

こんにちは。 Hiroです。

原因は不明ですが、支給されていた社用PCが故障した為、この度新しいPCが支給されました。

新PCもごく一般的な Let’s note で当然OSはWindowsが搭載されているのですが、Ubuntuは使用していく中で無料で最新版にアップデートが出来たり、アプリの追加削除が簡単であったりとメリットが多く、また技術者として今まで利用してきたOSとは違うものを使用することも技術面でのプラスになるという観点から、Ubuntuへ入れ替えることにしました。

そこで、今回はUbuntuに入れなおす際に四苦八苦した様を掲載したいと思います。

以下が主なインストールの流れとなります。

  1. Unetbootinをダウンロードする
  2. ISOイメージをダウンロードする
  3. ISOイメージをUSBメモリへ記録する
  4. BIOSの起動順を変更する
  5. USBからインストールを実行する

スムーズに行けば30分程度の作業でしょうが、業界初心者で1から手探りの状態であった為、3時間ぐらい要したと思います。

 

1.Unetbootinをダウンロードする

Unetbootinは、CD からインストール作業をするのと同じ要領で、USB メモリにインストール iso を焼込むためのアプリケーションです。

3の作業に必要であり、公式サイトからダウンロードができます。

Windows版,Linux版,Mac版とありましたが、ここは自身の環境通りWindows版をダウンロードしました。

 

2.ISOイメージをダウンロードする

これも公式サイトからダウンロードができます。基本的には最新版で問題ないと思います。同じくダウンロードです。

今回はversion14.04をインストールしました。最新のversionは不具合があると面倒なので、個人的には最新版よりも1,2世代古めのものをインストールしたいという考えです。

 

3.ISOイメージをUSBメモリへ記録する

ここでは1,2でダウンロードしてきたファイルを使用します。

早速1でダウンロードしたUnetbootinを起動し、ディスクイメージを選択したのち、2でダウンロードしたISOイメージを参照します。また、タイプをUSBに設定しOKをクリックするのみです。ちなみにUSBの空きは2GB以上必要なようです。2GBのUSBではダメでした。

少し時間がかかりますが、コピーが開始されます。私の環境では10分程度かかりました。

コピー完了後はWindowsを削除してしまうので、必要なファイルの退避忘れがないか再確認をして、シャットダウンします。

 

4.BIOSの起動順を変更する

USBに記録した後、普通にPCを起動してもハードディスクから読み込みが開始されるので、Windowsが立ち上がってしまいます。

そこで、USBを先に読み込んでもらう為に、BIOSの起動順を変更します。BIOSの設定画面を表示する為には、PCを起動して「Panasonic」が画面に表示されたらF2ボタンを押します。(※Panasonic Let’s note CF-N10の場合)

起動順としてはHDDよりもUSB光学ディスクを上位に設定すれば良かったです。設定後にF10を押すことで保存してシャットダウンとなります。

 

5.USBからインストールを実行する

再度PCを起動すると、複数の選択肢が出現するので「Install Ubuntu」を選択します。

あとは言語選択「日本語」、タイムゾーン「東京」など、自身の環境に合わせてOKをクリックしていけばインストール開始となります。時間は15分程度を要しました。

 

完了してしまうと意外と簡単にできるものだと感じますが、そもそも記録媒体を持っていなかったり、BIOSの設定がわからなかったりで、想定以上に時間を要しました。

今後はUbuntuを的確に使いこなせるようになることが目標の1つです。

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