この記事でわかること

  • 未経験・初心者から目指すべきインフラエンジニアの資格8選
  • サーバーエンジニアの3本柱「Linux・SQL・ネットワーク」を押さえた選定
  • 「いつでも受験可能」を重視した効率的な取得ロードマップ

インフラエンジニアへの第一歩、資格選びで迷っていませんか?

「インフラエンジニアに興味はあるけど、範囲が広すぎて何から勉強すればいいかわからない……」

「資格が多すぎて、どれが本当に現場で役立つのか不安……」

そんな悩みをお持ちではないでしょうか。ITインフラの世界はネットワーク、サーバー、クラウドと多岐にわたるため、最初の一歩を踏み出すのに勇気が必要ですよね。

この記事では、IT業界15年の経験を持つ弊社の視点から、「2026年に初心者が取るべき資格」を厳選してご紹介します。特に、いつでも受験できるCBT形式の資格を中心に選んでいますので、「思い立ったらすぐ行動」できる構成になっています。

目次

なぜインフラエンジニアに資格が必要なのか?

結論から言うと、エンジニアの成長は「知識の土台」と「実務でのエラー経験」という2段階の階層構造になっているからです。

現場では予期せぬエラーやトラブルが日常茶碗飯です。しかし、実はこの「エラーから学ぶ」ためには、その前提となる「知識の土台」が欠かせません。土台がない状態だと、エラーが起きても「なぜ起きたのか」が分からず、ただ闇雲に対応することになってしまいます。

エンジニアの成長構造図:知識の土台(資格)の上に実務経験(エラー等)が積み重なる階層イメージ

資格学習は、まさにこの「知識という名の高度な土台(地面)」を作る作業です。しっかりとした土台があれば、その上で経験する失敗や成功が「実務スキル」として正しく積み上がっていきます。

転職や案件アサインの際にも、資格は「この人は現場での経験を正しく飲み込める土台を持っている」という信頼の証明になりますね。

【2026年最新】現役が厳選!おすすめ資格8選

それでは、2026年にインフラエンジニアを目指すなら「これを取れば間違いない」という8つの資格を見ていきましょう。

ITパスポート(★☆☆☆☆)

【入門】IT社会の運転免許証

IPAが実施する国家試験で、ITに関する基礎知識を証明します。CBT形式で随時受験可能。

  • おすすめ理由:「非IT系出身」の方が最初に受けるべき資格です。アルファベットの略語(SaaS, OSSなど) や、コンピュータの基本動作原理を日本語で優しく学べます。
  • 現役の声:「まずはこれを取得して『ITアレルギー』をなくしましょう。ここでの知識が、後の高度な学習の土台になります」

Cisco CCNA(★★★☆☆)

【ネットワーク】業界標準の登竜

世界最大のシェアを誇るCisco社の機器に関する知識と操作スキルを問う試験です。CBT形式で随時受験可能。

  • 2026年の視点:ネットワークの基礎に加え、AIや自動化の概念も取り込まれており、依然として「業界標準」の価値があります
  • 実務では:ルーティングやスイッチングなど、現場ですぐに活かせる実践的な知識が得られます。

LinuC-1 (101, 102)(★★★☆☆)

【Linux】サーバーエンジニア必須の基礎

日本独自のLinux技術者認定試験で、コマンド操作やシステムの基本設定を扱います。CBT形式で随時受験可能。

  • おすすめ理由:: クラウド時代でも、動いているOSの多くはLinuxです。ここを疎かにすると、クラウド上でトラブルが起きた時に対処できなくなります。

OSS-DB Silver(★★★☆☆)

【データベース】サーバーエンジニアの必須スキル

PostgreSQLを中心としたオープンソースデータベースの知識を証明する資格です。LinuCと同じLPI-Japan主催。CBT形式で随時受験可能。

  • おすすめ理由:サーバーエンジニアの3本柱「Linux・SQL・ネットワーク」のひとつ。データベースなしにサービスは動きません。

AWS Certified Cloud Practitioner(★★☆☆☆)

【クラウド】世界シェア1位、AWSの入り口

Amazon Web Services(AWS)の全体像を把握するための資格です。CBT形式で随時受験可能。

  • 実務では:弊社のエンジニアも多数取得しています。クラウドの「責任共有モデル」など、現代のインフラに必須の考え方が学べます。

Microsoft Certified: Azure Fundamentals(★★☆☆☆)

【クラウド】エンタープライズ領域で強いAzureを学ぶ

Microsoft Azureの基本概念とサービスを理解するための資格です。CBT形式で随時受験可能。

  • 2026年の視点:政府や大企業の基幹システムでAzureの採用が進んでいます。AWSと併せて「マルチクラウド」の知識を持つことは強力な強みになります。

CompTIA Security+(★★★☆☆)

【セキュリティ】2026年必須の国際基準

ITインフラにおけるセキュリティ全般の知識を証明する世界標準の資格です。CBT形式で随時受験可能。

  • なぜ今必要か?:2026年現在、セキュリティは「専門家だけのもの」ではなくなりました。インフラの設計段階からセキュリティを考慮する「Security by Design」が求められています。

基本情報技術者試験(★★☆☆☆)

【国家資格】エンジニア就職・転職の武器

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する、IT業界で働く人のための国家試験です。

注意: 年2回(4月・10月)のみ実施**のため、他のCBT資格と並行して計画的にチャレンジしましょう。

  • おすすめ理由:「未経験からエンジニア」を目指す際、履歴書で最も確実に評価される資格です。日本企業での評価は抜群に高いため、タイミングが合えばぜひ取得を。

効率的な取得の順番とロードマップ

すべて CBT(随時受験可能) の資格から開始するルートです。基本情報技術者試験は学習と並行してチャレンジしましょう。

  1. 完全未経験スタート・ルート(文系・非IT出身の方向け)
    • ITパスポート → LinuC-1 → OSS-DB Silver
  2. 【王道】サーバーエンジニアルート(インフラエンジニアの本流)
    • LinuC-1 → OSS-DB Silver → CCNA
  3. クラウド特化ルート(クラウド環境を目指す)
    • LinuC-1 → OSS-DB Silver → CCNA → AWS Cloud Practitioner → Azure Fundamentals

さらに上を目指すなら:Terraform Associate

クラウドの構築をコードで自動化する「Terraform」の資格は、上記をクリアした中級者以上で非常に高く評価されます。

すべての資格を一度に取ろうとせず、まずは「今の自分が一番ワクワクする分野」から手をつけてみるのが、挫折しないコツです。

資格はあなたのキャリアを支える「地図」

インフラエンジニアとしての道のりは長いものですが、資格はその道標となる「地図」のような存在です。

取得を目指して勉強する過程で得た知識は、たとえ合格しなかったとしてもあなたの血肉になります。そして、合格したときには「自分はここまでできるんだ」という大きな自信に繋がるはずです。

弊社では、IT技術研修制度を通じて、エンジニアの成長を全力でバックアップしています。資格取得の先にある、エンジニアとしてのワクワクする未来を一緒に描いていきましょう!

もし、「何から始めればいいか直接相談したい」という方がいれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたの挑戦を応援しています。