logo-sm

お問い合わせは Webフォームから

ブログ

https(SSL化)してあるのにhttpがgoogle検索にindexされていた時の対処法

2021.09.29

最近私のWordpressのサイトでhttps(SSL化)しているにもかかわらず
httpのURLがGoogle検索にindexされてしまうという事象が発生しました。

事象
All In One WP Migration(Wordpressの引越しツール)でサイトのドメイン変更に伴う引越しを行った。
その際にGoogleの検索エンジンにいくつかのURLがhttpsでなくhttpのURLがgoogleにindexされた。

リダイレクト見直し

googleに間違ってURLが伝わっていると思い
リダイレクト(.htaccess)を見直しました。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

を.htaccessに追加しました。

何を書いたか簡単に説明すると
httpにアクセスしたらhttpsのURLにリダイレクトするという記述と、
301リダイレクトですよ。という記述です。
301リダイレクトは恒久的にページが変わったということを知らせるリダイレクト方法です。

時間をおいてindexが変更されているか確認しましたが変更されていませんでした。

canonicalが原因だった

HTMLのHead内でcanonicalを指定できるのですが、原因はこれでした。

記述例はこれ

<link rel="canonical" href="https://example.com/">

ブラウザで確認したところ、このcanonicalの記述が一部「https」のURLでなく「http」のURLが指定されていました。

canonicalとは
canonicalとは、HTMLタグの1つで、複数存在する同じコンテンツのページのURLを正規化するために使われます。
複数のURLが存在する場合、どのURLが重要であるかを教えるタグのようです。

WordPressだとプラグインでの入れ込みでcanonicalの入れ込みが可能です。

どうやら私のサイトは
Yoast SEOというvue を入れてあってそのプラグインが自動的にcanonicalが設定していました。

Yoast SEOはこちら

canonicalなんてタグが生成されているなんて、全く知らなかったです。

とりあえず、色々調べて解決いたしました。
(対処法はcanonicalを入れているプラグインや状況によって違うと思うので私の対処法とは違って来ると思いますので割愛いたします。)

今回の対応で学んだこと

canonicalでgoogle検索のインデックスURLが決められている場合がある。
301リダイレクトよりcanonicalが優先される。

Googleのインデックスにhttpがインデックスされてしまう場合、是非canonicalを確認してみてください。

関連記事

  • Cisco Packet Tracerを使ってネットワークを学習しよう! -2-
    Packet Tracer紹介の2回目です。今回は、CCNA試験範囲の中で、多くの方にとって理解しにくい技術の […]

    2023.03.28

  • Cisco Packet Tracerを使ってネットワークを学習しよう! -1-
    学習のために試しにネットワークを組みたい様な場合、実機を使わないのであればGNS3に代表されるエミュレータソフ […]

    2023.03.28

  • インフラエンジニアを目指す初心者向け資格7選
    インフラエンジニアとは、どんな職業? ネットワークやサーバー、ストレージなどのITインフラを構築・運用・保守す […]

    2023.03.23

  • パートナー

  • 人材育成