ブログ
初心者が使ってみたdockerサブコマンドの紹介
こんにちは。IT業界歴1年未満の新人エンジニアのrod11です。
初投稿になります。ブログに投稿することなど、人に対して発信することが苦手なので緊張しています。
今回は今年の1月ごろから勉強をし始めたdockerのサブコマンドなどについて紹介していこうと思います。まだまだdockerを使いこなすこともできておらず、分かっていないことも多々あると思います。そのため実際に自分が試してみたことについて紹介させていただきます。
dockerはホストとなるlinux上で別の独立したlinuxOSをコンテナ形式で起動する仮想化ソフトウェアです。開発などで検証する時に役に立つということで勉強を始めました。
今回はubuntuとcentOSでのインストール方法を紹介します。
ubuntuの場合
$ apt-get install docker.io
centOSの場合
$ yum install epel-release $ yum install docker-io
dockerサービスの起動は
$ service docker start
dockerはroot権限を持たないユーザーの場合、sudoコマンドを使用する必要があります。 ただ毎回打つのは手間なので行わずに済むようにするため次の手順を行ってください。
$ groupadd docker $ service docker restart $ usermod -a -G docker <ユーザ名>
コンテナをコンテナイメージから作成。dockerのコンテナイメージはdocker Hubと呼ばれるリポジトリにあります。最初docker Hubにあるコンテナイメージを使用する場合は、ダウンロードをするため少し時間が掛かります。しかし2回目以降はローカルに保存されているため作成までの時間は早くなります。 今回は公式のcentOSのコンテナイメージを使用してみます。次のコマンドは作成するコンテナにtestというコンテナ名を付け、bashを起動して操作出きるようにします。
$ docker run -it --name test centos /bin/bash
-it:コンテナ内で起動したbashを操作できるようになります。
–name <名前>:コンテナに名前をつけます。名前を指定しない場合自動で名前が振られます。
作成したコンテナの稼働・停止コマンドです。コンテナの指定はコンテナ名もしくはコンテナIDの一部で行えます。
$ docker start <コンテナ名orコンテナID> $ docker stop <コンテナ名orコンテナID>
起動しているコンテナを一覧表示することができます。
$ docker ps $docker ps -l $docker ps -a
psコマンドはオプションを指定しない場合は稼働中のコンテナを表示します。
-l:最後に起動したコンテナを表示します。
-a:停止中のコンテナも含めすべてのコンテナを表示します。
docker Hubからコンテナイメージをダウンロードしてローカルに保存します。コンテナイメージはタグにより管理されています。
$ docker pull <リポジトリ名:タグ名> $ docker pull -a <リポジトリ名>
-a:リポジトリのコンテナイメージすべてをダウンロード。
リポジトリ内の特定のコンテナイメージをダウンロードしたい場合は上のコマンド。リポジトリ内のすべてのイメージをダウンロードしたい場合は-aオプションを使う。
ローカルに保存されているコンテナイメージを表示します。
$ docker images
作成したコンテナの削除。コンテナを削除する場合はコンテナを停止させて下さい。コンテナの指定はコンテナ名もしくはコンテナIDの一部で行えます。
$ docker rm <コンテナ名orコンテナID>
ローカルに保存しているコンテナイメージの削除。正確にはコンテナイメージを管理しているタグの削除のようです。1つのコンテナイメージに複数のタグが付いている場合は、すべてのタグが削除された時点でそのコンテナイメージが削除されます。コンテナイメージが作成したコンテナで使用されている場合は削除できません。
$ docker rmi <リポジトリ名:タグ名>
以上です。
関連記事
2024.09.30
2024.09.30
2024.04.08