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windows10環境へのBashサポート

2016.04.21

こんにちは、SAITOです。

今回は初めての投稿という事で、なるべく入りやすい(読んで頂ける)ような内容を載せました。
と言っても、僕自身「他人に発信する」という事自体が未体験のため、皆さんが読んでどう思うのか心配ではありますが、
何事も「やる事が肝心」という事で、書いてみました。

 

最近のニュースですが、Windows10でUbuntuのBashがサポートされる(使用出来る)ようになるとの報告がされました。

簡単にBashがサポートされると書いたが、実際はどういう事かというと
Windows10環境でUbutuのバイナリをネイティブ実行するものらしい。
簡単に言うと「リアルタイムに、LinuxのsyscallsをWindowsのsysallsに変換し処理する」
という仕組みらしいです。
Microsoftはこれを「Windows Subsystem for Linux(WSL)」と呼んでいます。
※Bashもどき、仮想上で使用するもの(xpモード的な)、という安易なものではない!

 

では、今までのWindows10にはどんなコマンドライン環境があったかというと、
主にはコマンドプロンプトやPowerShellです。
普段、linuxでの作業に慣れている人や、開発に携わっている人から見れば、
コマンドの違い、文字コードでの違いで苦労しており、
Windows10のその機能では足りなさ感じていました。
しかし、今回の「WSL」では、Bashの様々なコマンドがネイティブに実行できる事になりました。

①Ubuntu の /bin/bash
②cat, vi, find, grep, tar, diff, curl, wget, apt-get,
…などのlinux のコマンドラインツールも全部使えます。

③ptyhon, perl, ruby, php
…などのその他ツールもダウンロードして使えます。
※まだ出来ない:top, mysql
③SSH

 

かなり楽ですね。
今までteratermに頼っていたssh接続などの作業も標準として出来ますし、
接続してからのファイル転送などの作業もコマンドで簡単に実行出来ます。
Windows10は凄く良いOSとなるのでは。
個人的には、早くWindowsServerにも導入してほしいです。

そうすれば、今現場で使用しているPowerShellではなく、Bashで作成したスクリプトも
すんなりサーバーで動作させる事ができるのにと思います。
そのような使用方法ができるようになれば、アップル派からも流れてきたり、
両方を使う人が増えくるのではないでしょうか。
もしかすると、個人レベルだけではなく、会社単位でもそのような流れになるのではと思います。

また、オープンソースになれば、さらに人気も需要も高まりそうですが、
現時点ではそうではないのが残念です。

 

以上

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